2021年8月12日静岡特産工業協会は創立50週年を迎えます |
ごあいさつ |
静岡特産工業協会は昭和46年8月に地場産業における横断的組織として45組合、2,559事業所で発足し、業界発展のために技術の伝承、人材育成、特産品のPRをはじめとして、地場産業が直面する諸問題に取り組むなど、中核的組織としての役割を担いながら、このたび創立50周年を迎えることができました。 これもひとえに、関係機関の深いご理解とご指導、並びに組合員各位のご努力の賜物と心からお礼申し上げる次第でございます。 振り返りますと静岡市の地場産業は、徳川家光公による浅間神社の造営などにより、全国から宮大工左官、建具職、飾り職、塗師など多くの名工が集められ、駿府(静岡市)に移り住みその優れた技術が幾世代にもわたって伝承されたこどが、その興隆の礎と言われています。 その後も新しい技術を取れ入れたり新しい商品を開発しながら、現在あるような地場産業へと発展してきました。 この50周年を契機にモノづくりの原点にたって、代々受け継がれてきた技術の研さんに努め優れた製品を製作・販売し、地場産業の魅力を若者をはじめ広く知っていただくために異分野の産業とも積極的な交流をして、静岡の地場産業を図っていくことが肝要であります。 今後とも、関係機関や組合員の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げましてごあいさつとさせていただきます。 |
静岡特産工業協会 会長 川合 和彦 |