蒔きつける絵。華やかで繊細な技。
司るのは駿河の絵師たち。

蒔絵(まきえ)とは、漆で模様を描いて、漆の乾かないうちに金銀錫粉や色粉を蒔きつけ、文様を表したものです。
駿河蒔絵の始まりは、文政11年(1828年)駿河に住む塗師・中川専蔵が、信州の画家・天領に蒔絵技術の教えを受け、花鳥草木などの本格的な蒔絵を、漆器、雛具、茶道具などに取り入れたのがきっかけであるといわれています。
現在は、文箱、オルゴール、写真立て、硯箱、家具、アクセサリーなどに蒔絵を施すことを主としており、荒い金銀粉を漆で固め、研磨して仕上げる消粉蒔絵をはじめ、平蒔絵、研ぎ出し蒔絵、錆上蒔絵、高蒔絵などの技法を得意としています。
さまざまな職人とその技法をぜひご覧ください。
みなさまのご来場をお待ちしております。
会期 2025年12月19日(金)-2026年2月1日(日)
   10:00-18:30
   月曜休館・(月曜祝日は営業・翌平日休館)
   12月30日~1月1日休館
   入場無料

会場 匠宿伝統工芸館
   静岡市駿河区丸子3240-1
   駿府の工房 匠宿内
   電話:054-256-1521
詳しくはこちらhttps://takumishuku.jp/