指物とは、伝統的な木工技術を駆使して精緻な木工製品を作ることをいいます。

駿河指物の起源は、徳川時代に行われた浅間神社の造営にまでさかのぼるといわれ、その頃から指物師たちは日本独自の道具である差金を使って、針箱、硯箱、文箱、煙草盆などを作っていました。しかし、量的には限られており、静岡の指物が産業として成り立ったのは明治の中期頃からです。この頃、国内向けや輸出向けの漆器製品がたくさん作られ、静岡漆器の名声を高めました。その木地の製造を受け持ったのが指物師たちです。

このように、静岡の指物師たちが長い間培った技は、静岡の木工技術の源流となって、静岡を全国有数の家具産地に発展させる原動力となりました。

現在、この指物技術を用いた製品には、文箱、硯箱、茶道具、盛器などがあります。

加盟団体一覧

山本 忠 〒420-0065
静岡市葵区新通1丁目13-1
054-255-7279
大間 晁 〒420-0067
静岡市葵区幸町1-8
054-254-8702

主力商品

静岡県知事認定
郷土工芸品名「駿河指物」

茶道具

和の文化の木工芸品

くらしの道具
(伝統的技法による製作)


組合概要

組合名 静岡木工芸組合
代表者名 大間 晁
設立年月日 昭和62年(現組合に変更) 昭和23年(組合前身発足)
組合員数 2事業所
所在地 静岡市葵区幸町1-8
電話番号 054-254-8702
FAX番号 054-254-8702
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業種 静岡県指定郷土品駿河指物(木工芸品製作販売)