静岡の漆器「駿河漆器」の歴史は古く、今川時代に始まります。その後、三代将軍・徳川家光が浅間神社の造営にあたって諸国から招いた漆工たちが、竣工後も静岡の地に永住しその技術を伝えたことで、駿河漆器の基礎が築かれたと伝えられています。以後静岡の地場産業として発展してきました。

駿河漆器は、木地呂塗、螺鈿塗、卵殻塗、梨子地塗の他、蒔絵をはじめとする加飾の技法を駆使して、器、箸、盆、文具、小箱、和家具などこれまで日常の暮らしを彩る様々な道具をつくり続けています。

駿河漆器の大きな特色は「変塗(かわりぬり)」です。これは大正時代に黄金期を迎えて、国内外の幅広い漆器の需要に伴い開発されたもので、伝統の技法を継承しながらも、常に新しい塗りを創造し続けた職人たちの努力と研究によって、「虹揮塗」「浮島塗」「蜻蛉塗」「珊瑚塗」などの独自のデザイン・技法が生み出されてきました。

また「金剛石目塗」のような、より強靭な下地塗りの技術が開発されるなど、先人たちによる貴重な遺産が現在の駿河漆器の原点になっています。

2007年、駿河漆器は特許庁による地域団体商標登録「地域ブランド」の商標権を取得しました。これにより「駿河漆器」のブランド名のもと、私たちはこれからも“伝統の技と心を守り育てながら、それを現代の漆器づくりに生かす”という「不易流行」をコンセプトとして励んでいくつもりです。

どうか末永くご愛用いただけることを心から願っています。                          

静岡漆器工業協同組合

代表理事 鳥羽 俊行


加盟団体一覧


安藤 嘉津夫 安藤漆工房
塩澤 佳英 SHIOZAWA漆工所
鳥羽 俊行 鳥羽漆芸
藤中 知幸 漆器製造販売 藤中
八木 信重

主力商品


組合概要

組合名 静岡漆器工業協同組合
代表者名 代表理事 鳥羽 俊行
設立年月日 昭和35年2月8日
組合員数 5名
所在地 静岡市駿河区大坪町1番3号
電話番号 054-285-1177
FAX番号 054-285-1327
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